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2020/08/13 神港園サニーライフ白川
ご長寿知恵袋⑨
オールブラックス(ニュージーランドラグビー代表)
【カ・マテ】※戦いの舞
一歩ハシゴを上へ!さらに一歩上へ!
一歩ハシゴを上へ!そして最後の一歩!
そして外へ一歩 太陽の光の中へ
昨秋の話ですが...
理想の男性像について御年102歳のT氏に尋ねた際、「逞しい男や」とキッパリと答えられました。それならば、と当時大旋風を巻き起こしていた「ラグビーワールドカップ2019」を共に観戦しました。腕組みをしつつ「屈強な男達の熱い戦い」を楽しんで頂きました。
「何や懐かしいな」との事で、「プロレスとかですかね?」と質問すると「う~ん...多分。」
「ブームの時には見とったよ」:Yさん
プロレスブーム
・街頭テレビに大観衆が集う。
・1963年(東京オリンピック前年)、力道山対デストロイヤーで視聴率64%を記録する。
テレビの普及率を考えると見ていてもおかしくないのですが、「聞き取り進まず...」。
おわりに
「昭和の思い出」の定番とも言える「力道山のプロレス」。筆者の祖父も大好きで中継のある日は「TV持ってはるご近所さん家集まってTV前で総出でお祭りよ(筆者の母)」。との事だったそうです。
「終戦後は仕事も生活もえろうてな。大人は誰かしらイライラもしとった。そんときにプロレス見てたらスッキリしたんや。行けー皆で言うてな(筆者の祖父)。」
力道山が躍動したのが60年近く前、終戦に至っては75年前です。小説「少年H」作者:妹尾河童氏が神戸新聞連載で「そら風化もするよ。だからこそ語り継ごう思たんや。」とインタビューに答えられていたのが印象的でした。戦争体験は正直「重たい」です。「辛い記憶を聞き出しているのではないかな」とも思ってしまいます。でも「またいい事もあるよ」と、強引かもしれませんが「映画」「祭り」「音楽」「スポーツ」の原動力にもなったのかなと思います。
※「少年H」...神戸の小学生が見た戦争体験を基にした「自伝的小説」
【カパオバンゴ】 オールブラックス ※大一番用の特別な舞
恐れと向き合え!恐怖と戦え!
天まで届く勢いで戦い上がれ!
高みを目指せ