法人について

昭和20年代

  • 空襲後の神戸

    空襲後の神戸

  • 昭和26年1月23日 財団法人神港園 設立

    昭和26年1月23日 財団法人神港園 設立

  • 昭和27年 社会福祉法人神港園に変更

    昭和27年 社会福祉法人神港園に変更

空襲後の神戸

空襲後の神戸

昭和26年1月23日 財団法人神港園 設立

昭和26年1月23日 財団法人神港園 設立

昭和27年 社会福祉法人神港園に変更

昭和27年 社会福祉法人神港園に変更

戦後の神戸は、住宅の大半が空襲で焼失し、食料も乏しく非常に貧しい生活をしいられていました。
その後、日本経済もやっと復興の兆しが見え始めた昭和26年1月23日、現在の中央区に、財団法人神港園を設立し、養老施設「神港園」を開設しました。
初代理事長には、高谷久二郎(たかやひさじろう)が就任しました。
これは戦後、神戸市の民間養老施設の第一号として発足した施設とあって、当時は新聞などに大きく報道されました。

そして、翌年には社会福祉事業法の制定により、社会福祉法人に組織変更しました。
これにより、当施設は社会的基盤を得ましたが、まだまだ、恵まれない老人の生活を支えるには十分な施設とは言えませんでした。

昭和40年代

  • 昭和40年代

    昭和40年代

  • 昭和46年 養護老人ホーム神港園 新築移転

    昭和46年 養護老人ホーム神港園 新築移転

昭和40年代

昭和40年代

昭和46年 養護老人ホーム神港園 新築移転

昭和46年 養護老人ホーム神港園 新築移転

昭和40年代に入ると、老人福祉の充実が叫ばれるようになり、行政も指針を示し、活動も活発になり、各地に養護老人ホームや特別養護老人ホームが設立され始めました。そのような状況の中、昭和46年現在の西区神出町に、「養護老人ホーム神港園」を新築移転しました。
ここは、山麓の緑に囲まれ、お年寄りの心を和ませるに最適な場所でした。

昭和50年代

  • 昭和55年 特別養護老人ホーム 「神港園シルビアホーム」新設

    昭和55年 特別養護老人ホーム
    「神港園シルビアホーム」新設

  • 神港園診療所

    神港園診療所

  • 受け入れ定員 50人から100人へ

    受け入れ定員 50人から100人へ

昭和55年 特別養護老人ホーム 「神港園シルビアホーム」新設

昭和55年 特別養護老人ホーム
「神港園シルビアホーム」新設

神港園診療所

神港園診療所

受け入れ定員 50人から100人へ

受け入れ定員 50人から100人へ

その後、昭和55年には、特別養護老人ホーム「神港園シルビアホーム」を新設。
同年には、施設入所の多くの方からの強い要望に応え、「神港園診療所」も併設しました。

また、昭和57年には、神戸市の要請を受け「神港園シルビアホーム」の定員を50人から100人に増やし、お年寄りを受け入れていきました。

その後、高齢化の進む中、痴呆性老人の問題がクローズアップされるようになると、当法人は、神戸市の委嘱により、昭和58年神港園シルビアホームにおいて、「痴呆性老人短期保護事業」を開始しました。

平成元年代

  • 建設時の「しあわせの村」

    建設時の「しあわせの村」

  • 平成元年7月 特別養護老人ホーム 「神港園しあわせの家」開設

    平成元年7月 特別養護老人ホーム
    「神港園しあわせの家」開設

  • 「痴呆性老人処遇技術研修」 実施施設の指定を受ける

    「痴呆性老人処遇技術研修」
    実施施設の指定を受ける

建設時の「しあわせの村」

建設時の「しあわせの村」

平成元年7月 特別養護老人ホーム 「神港園しあわせの家」開設

平成元年7月 特別養護老人ホーム
「神港園しあわせの家」開設

「痴呆性老人処遇技術研修」 実施施設の指定を受ける

「痴呆性老人処遇技術研修」
実施施設の指定を受ける

その後、昭和62年に高谷道夫<たかやみちお>が2代目理事長に就任すると、神戸市が市制100周年の記念事業として北区に建設を進めていた総合福祉ゾーン「しあわせの村」に、平成元年7月、痴呆性老人専用施設の特別養護老人ホーム「神港園しあわせの家」を開設。
全国でも先駆的で、痴呆性老人のための全ての機能を備えた神戸市の痴呆性老人の総合福祉サービスの拠点として事業を開始しました。この施設は神戸市の痴呆性老人の基幹施設として、「痴呆性老人処遇技術研修」実施施設の指定を受けました。

  • ユニットケア

    ユニットケア

  • 平成6年10月 厚生省より 「グループホーム処遇モデル事業」の指定を受ける

    平成6年10月 厚生省より
    「グループホーム処遇モデル事業」の指定を受ける

  • 平成7年 神港園しあわせの家グループホーム棟 増設

    平成7年
    神港園しあわせの家グループホーム棟 増設

ユニットケア

ユニットケア

平成6年10月 厚生省より 「グループホーム処遇モデル事業」の指定を受ける

平成6年10月 厚生省より
「グループホーム処遇モデル事業」の指定を受ける

平成7年 神港園しあわせの家グループホーム棟 増設

平成7年
神港園しあわせの家グループホーム棟 増設

平成6年には、「集団」から「個人」へという考え方から、少人数でより手厚いケアを始めました。
この取り組みは、現在のユニットケアの先駆けとなり、この年、厚生省に「グループホーム処遇モデル事業」の指定を受けました。
これをきっかけに、当法人は、現在の新型特別養護老人ホームで見られる「ユニットケア」を本格的にスタート。
そして翌年、平成7年には神港園しあわせの家にグループホーム棟を増設しました。
この取り組みは、当時、日本経済新聞をはじめ多くメディアに取り上げられ、話題となりました。

平成10年代

  • 平成11年 特別養護老人ホーム 「神港園サニーライフ白川」新設

    平成11年 特別養護老人ホーム
    「神港園サニーライフ白川」新設

  • 平成15年 居住ホームへルパー養成講座 「けあスクール神港園」開講

    平成15年 居住ホームへルパー養成講座
    「けあスクール神港園」開講

  • 平成18年~ あんしんすこやかセンター 運営受託

    平成18年~ あんしんすこやかセンター
    運営受託

平成11年 特別養護老人ホーム 「神港園サニーライフ白川」新設

平成11年 特別養護老人ホーム
「神港園サニーライフ白川」新設

平成15年 居住ホームへルパー養成講座 「けあスクール神港園」開講

平成15年 居住ホームへルパー養成講座
「けあスクール神港園」開講

平成18年~ あんしんすこやかセンター 運営受託

平成18年~ あんしんすこやかセンター
運営受託

その後も当法人は、変わらぬ理念を胸に、様々な事業や改革に取り組みました。
平成11年には、須磨区に特別養護老人ホーム「神港園サニーライフ白川」を新設。
翌12年には、高谷雅子<たかやまさこ>が理事長に就任。
平成15年には、ホームヘルパー養成講座「けあスクール神港園」を開講。
また同年、養護老人ホーム神港園を敷地内に新築移転しました。
平成17年には、垂水区にサン舞子マンションの運営を受託。
同年、介護型ケアハウス「さん舞子神港園」を新設。

また平成18年から、西区、北区、須磨区、垂水区の4地域のあんしんすこやかセンターの運営委託を受けるとともに、平成元年より取り組んできたホームヘルプサービス事業を「サン舞子マンション」と「神港園しあわせの家」でもスタートさせています。

ホームヘルプサービス事業

ホームヘルプサービス事業

ホームヘルプサービス事業

ホームヘルプサービス事業

平成20年代

  • 平成24年「シルビアホーム デイサービス・ショートステイ」新設

    平成24年「シルビアホーム デイサービス・
    ショートステイ」新設

  • 平成25/26年「さん舞子神港園」開設

    平成25/26年「さん舞子神港園」開設

  • 平成26年特別養護老人ホーム 「さん舞子神港園 いこいの家」開設

    平成26年特別養護老人ホーム
    「さん舞子神港園 いこいの家」開設

平成24年「シルビアホーム デイサービス・ショートステイ」新設

平成24年「シルビアホーム デイサービス・
ショートステイ」新設

平成25/26年「さん舞子神港園」開設

平成25/26年「さん舞子神港園」開設

平成26年特別養護老人ホーム 「さん舞子神港園 いこいの家」開設

平成26年特別養護老人ホーム
「さん舞子神港園 いこいの家」開設

平成23年に神港園創立60周年を迎え、サン舞子マンション直轄事業化、「神港園西鈴蘭台デイサービスほっと」を開設、「神港園あんしんすこやかハウス神出」を開設いたしました。
平成24年には「シルビアホーム・デイサービス」開業、平成24年「シルビアホーム・ショートステイ」増床(9床→20床)。
平成25年にはさん舞子神港園ケアハウス増床(64床→80床)
平成26年には「さん舞子神港園ショートステイ」開設、「さん舞子神港園デイサービスセンター」開設、特別養護老人ホーム「さん舞子神港園 いこいの家」を開設いたしました。

平成30年そしてこれから..

社会福祉法人神港園の60年史は、創立以来変わらぬ理念を胸に、さまざまな改革を行なってきた歴史です。ご紹介して参りました当法人が運営する施設では、それぞれの地域特性を生かしながら様々な催しや趣向を凝らした取り組みを行なって参りました。それは常に利用者の立場を考え、ご利用を頂く皆様の目線に立って考えたものばかりです。

そしてこれらも、施設運営に携わるスタッフ全員を支える理念は、

「自分がして欲しいと思うことを他人にしてさしあげましょう。」
「人を、自分と同じように愛する。」

という「黄金律」にほかなりません。